ワイン用語集フランスワインボルドーのシャトーボルドー地方生産者

シャトーデュテルトルとは?その特徴と歴史

シャトー デュ テルトルマルゴーに位置し、メドック5級に格付けされているシャトーです。

セカンド ワインは、レ ゾート デュ テルトルです。

テルトルとはフランス語で高台を意味する言葉で、マルゴーで最も高い台地にあることが由来です。

所有する畑は52ha(年間生産量は約20000ケース)であり、標高20mの高台に位置するため恵まれた日照条件が特徴です。

近くを流れる小川が、過剰な水分と乾燥からブドウ畑を守る役割を果たしています。

平均樹齢は30年で、栽培面積はカベルネ ソーヴィニヨン85%、メルロ10%、カベルネ フラン5%です。

シャトーデュテルトル

失地回復のシャトー

収穫はすべて手摘みで行います。発酵の際、酵母は必要であれば添加します。

新樽比率は30~50%で、18~24カ月熟成させています。清澄は卵白で行い、ろ過は軽く行い瓶詰めされます。

1998年にイエルヘルスマ氏の所有になってから、積極的な設備投資を行い、醸造設備の刷新やブドウ畑の整備を行い、さらに高品質なワイン造りが行われるようになっています。

 

テルトルというのはフランス語で丘とか塚の意味で、その名のとおり小高いところにあります。

そのため水はけがよく、ブドウは凝縮感を持つのです。

もう少し評価を得てもいいシャトーなのですが、評判を落としたシャトーの代表のような役回りをしているところはあるかもしれません。

 

ワイナリーの歴史

12世紀にはアルザック領主が所有していたとされています。

17世紀には、アイルランド人のピエール ミッチェエル氏が取得します。彼はボルドーで最初にガラス瓶を作ったと言われている人物です。

その後1961年に、サン テステフのカロン セギュールのオーナーであったフィリップ カプベルン ガスクトン氏が取得しました。

シャトーの立て直しや、荒廃していた畑の整備、ブドウの植え替えなどを行いました。

1998年にエリック アルバダ イエルヘルスマ氏が買収します。

イエルヘルスマ氏は、オランダのスーパーマーケット チェーンのオーナーであり、シャトー ジスクールも所有しています。

 

 

1978年以来安定して高品質なワインを生産しています。

評論家はこのシャトーが過小評価されているとしていますが、その分価格がお手頃で、コストパフォーマンスに優れています。

シャトー ジスクールのが脚光を浴びた際に、兄弟シャトーとして、シャトー デュ テルトルの知名度も高まりました。

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