ワイン用語集イタリアワイン

ヴァルテリーナ ワインとは?特徴とブドウ品種、合わせる料理

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ヴァルテリーナ(VALTELLINA)は、ロンバルディア州赤ワインで、ネッビオーロを主体にしています。

バローロバルバレスコ同様、上質なワインなのですが、いくつかのタイプに分かれていてわかりづらくて損しているきらいがあります。

良いワインなのに知られていないということは、それだけコストパフォーマンスがいいという仮説も成り立ちます。

ここでそのタイプを押さえてみましょう。

 

IGT:テッラッツェ・レティケ・ディ・ソンドリオ

DOC:ロッソ・ディ・ヴァルテリーナ

DOCG:ヴァルテリーナ・スペリオーレ

スフォルツァート・ディ・ヴァルテリーナ

IGTとDOCについては日本ではほとんど見かけませんし、より重要なで有名なDOCとDOCGのワインを中心にみてみましょう。

ヴァルテリーナ

様々なタイプ

一口にヴァルテリーナと言ってもいくつかのタイプがあり、これがヴァルテリーナをわかりづらくさせています。

ここで簡単にタイプ別にみてみましょう。

 

・DOCのロッソ・ディ・ヴァルテリーナは、最低90%のネッビオーロ(現地では、キアナンヴェスカと呼ばれています)、残りはブレンドされたものを使っています。

最低11%のアルコール度数が必要で、基本的に7カ月の熟成が行われます。

 

DOCGのヴァルテリーナ・スペリオーレとスフォルツァート・ディ・ヴァルテッリーナは、90%以上のネッビオーロ種のブドウを使います。

残りはロッソーラやピニョーラといった地元の高級ブドウを使っています。

 

 

・スペリオーレはヴァルテリーナの特定の地域でのみ生産されていて、1998年にDOCGに昇格しました。

24カ月の熟成(そのうち12カ月は木樽)が定められていて、アルコール度数は12%以上が必要です。

 

・スフォルツァートは、2003年にDOCGに指定されました。

標高の高い場所で収穫したブドウを、糖度を上げるために乾燥させて使いますが甘口ではなく辛口に仕上げます。

14%以上のアルコール度数と、オーク樽の中での20カ月以上の熟成が必要とされています。

 

 

ブドウ品種

メインで使われるブドウはネッビオーロ種で,この地方ではキャヴェンナスカというシノニムで呼ばれています。

ネッビオーロ種は、高級赤ワインに用いられる品種で、強いタンニンや酸味が特徴です。

長期熟成に向いていて、熟成の進んだものは広がりのある素晴らしい香りと長い余韻を楽しむことができるワインになります。

ただしバローロバルバレスコと比較すると、渋みや酸味の強さが際立つワインではありません。

 

ネッビオーロのシノニムはリンク先をご参照ください。

 

スフォルツァート

スフォルツァートは「強化」という意味を表していて、ヴァルテリーナの中では最高品質とされています。

生産量の少ない貴重なワインで、かつては薬のような扱いをされていました。現在でも、風通しのいいソライと呼ばれる部屋で、ブドウを3カ月ほど乾燥させる伝統的な方法によって作られています。

製法の仕方と風味から言えば、ヴェネトのアマローネと似ていて、いずれにせよ長期熟成させて楽しむワインといえます。

 

合わせる料理

一般的なヴァルテリーナ ロッソは重過ぎなく、かつ、適度な渋みのあるワインなので、ミートソースのパスタなどがいいでしょう。

スフォルツァートやスペリオーレになると一気に深みが増し、かつ最低でも5年は熟成させて楽しむワインです。

そのため赤身肉のローストや、ジビエなどをつかい、レストランのシェフが作る完成度の高い料理がふさわしいでしょう。

例えばシカ肉などの複雑で鉄分の香りがするような素材を使った高級料理は最高のマリアージュでしょう。


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