ワイン用語集

ヴァンダンジュタルティブ(遅摘みワイン)とは?特徴と合わせる料理

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ヴァンダンジュタルティブ(VENDANGE TARTIVE)は、フランス語で遅摘みワインのことです。

通常の収穫期よりも遅くに収穫することで糖度が上がり、その結果甘口ワインに仕上がることが多いです。

甘口ワインの製法としては古くから知られていて、ドイツではシュペートレーゼとしても知られています。

 

ヴァンダンジュタルティブ

甘口ワインの製法

ヴァンダンジュタルティブは、主に日照量の乏しいエリアで用いられる製法です。

フランスではアルザスが有名ですが、冷涼な地域ですとそのままの収穫期では糖度が上がりきることはほとんどありません。

また、冷涼な地域は歴史的に「糖分の高いブドウ=いいブドウ」というイメージがつよく、甘口ワインはそれだけで価値のあるものなのです。

そのため一般的な収穫期よりも遅めに収穫することでブドウの新陳代謝をすすめ、相対的に水分量を減らすことで糖度の高いジュースを得て醸造します。

 

ヴァンダンジュタルティブのデメリット

ヴァンダンジュタルティブは甘口ワインを製造するのには最も一般的な製法の一つです。

ただし、収穫期を遅らせることによるタイムデメリットは一番の懸念材料でしょう。

遅らせることで病害虫の被害が発生したり、大雨が降れば糖度が下がり、果実が破裂を起こすなどのことも考えられます。

貴腐ワインアイスヴァインほどではありませんが、一本の価格はどうしても高価になることが消費者にとっての一番のデメリットでしょう。