ワイン用語集

ヴァンダンジュタルティブ(遅摘みワイン)とは?特徴と合わせる料理

ヴァンダンジュタルティブ(VENDANGE TARTIVE)は、フランス語で遅摘みワインのことです。

通常の収穫期よりも遅くに収穫することで糖度が上がり、その結果甘口ワインに仕上がることが多いです。

甘口ワインの製法としては古くから知られていて、ドイツではシュペートレーゼとしても知られています。

 

ヴァンダンジュタルティブ

甘口ワインの製法

ヴァンダンジュタルティブは、主に日照量の乏しいエリアで用いられる製法です。

フランスではアルザスが有名ですが、冷涼な地域ですとそのままの収穫期では糖度が上がりきることはほとんどありません。

また、冷涼な地域は歴史的に「糖分の高いブドウ=いいブドウ」というイメージがつよく、甘口ワインはそれだけで価値のあるものなのです。

そのため一般的な収穫期よりも遅めに収穫することでブドウの新陳代謝をすすめ、相対的に水分量を減らすことで糖度の高いジュースを得て醸造します。

 

ヴァンダンジュタルティブのデメリット

ヴァンダンジュタルティブは甘口ワインを製造するのには最も一般的な製法の一つです。

ただし、収穫期を遅らせることによるタイムデメリットは一番の懸念材料でしょう。

遅らせることで病害虫の被害が発生したり、大雨が降れば糖度が下がり、果実が破裂を起こすなどのことも考えられます。

貴腐ワインアイスヴァインほどではありませんが、一本の価格はどうしても高価になることが消費者にとっての一番のデメリットでしょう。

投稿者プロフィール

ワインの教科書
当サイト”ワインの教科書”は、ワインに関する知識や経験を、できる限り丁寧に解説しています。どうぞよろしくお願い致します。

”ワインの教科書”は、ソムリエコンテスト優勝経験者のサイト管理人が、ワインを120%楽しむために本当に必要なことを紹介しています(管理人はこの人→)。

初めてご覧の方は、できればざっと以下の記事をお読みいただき、興味を持っていただくことでワインの味わいはより一層味わい深いものとなります。

ワインのテイスティングのやり方|初心者がコツをつかむ具体的手法


フランスワインの基礎知識と全体像|生産地域をおさえよう


ブルゴーニュワインの歴史|流れを知ってワインをおいしくしよう


シャンパーニュ ワインの歴史|誕生から現在までを解説


また、ソムリエ試験を受験の方は、以下の記事をご参考いただくことで、ぐっと理解が深まります。

ソムリエ試験|受けるかどうかを迷っているあなたへのエール


ソムリエ試験の合格点と合格率・難易度について


ソムリエ試験|独学かワインスクールどちらがいいか?


ソムリエ試験|合格までの勉強時間はどれくらいなの?


二次試験のテイスティングで得点するコツ


  すべての記事は必ずサイト管理人が確認し、ユーザーにとって本当に価値があると判断したものしか公開していません。

分量は多いですが、ぜひ一つ一つご覧になってください。