ワイン用語集

ヴィティスヴィニフェラとヴィティスラブルスカの違いは?

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ソムリエ試験を始めると、ヴィティスヴィニフェラとか、リパリアとかの言葉を聞くことがあると思います。

聞きなれない言葉ですし、響きも日本語とは程遠いのですが、頻出事項ですのでしっかりと押さえましょう。

 

ブドウの大別

ブドウは、ブドウ科(Vitaceae)ブドウ属(Vitis)に属します。

ブドウ科は、ブドウ以外にもツタも含まれていて、この段階では範囲が大きすぎますのでここでは軽くスルーしましょう。

ブドウ属はそこからわかれて、ここが肝心な部分になります。

 

ヴィティス ヴィニフェラ

ピノノワール

Vitis viniferaはワイン醸造に向くブドウが多く含まれます。

これは、糖分が上昇しても酸味が残りやすく、黒ブドウであれば果皮に色素が豊富に含まれ、ブドウ果汁に占める水分の割合が比較的少ない特徴があります。

また、石灰岩質土壌や火山灰質土壌などのやせ細った土壌にも向き、かつ、乾燥した気候にも耐性があります。

逆に養分に恵まれた土壌や雨の多い気候には不向きです。またフィロクセラにもめちゃめちゃ弱いです。

カベルネソーヴィニョン

ピノノワール

メルロー

シャルドネ

・ソーヴィニョン ブラン

これら以外にもソムリエ試験で出題されるワイン用ブドウはほぼすべてヴィニフェラと言っていいでしょう。

ヴィニフェラは世界で1000種類以上あるといわれていますが、実際にマーケットに出回るのはそのうちの100種類程度でしょう。

 

 

ヴィティス ラブルスカ

デラウエア

Vitis laburuscaは、もともとアメリカ原産のブドウに多く見られます。

ヴィティスヴィニフェラとは違い、いわゆる食用ブドウに向いているといえます。

食用ブドウに向くとは、糖分が上がりやすく、酸味が減酸しやすく、皮が薄くて果実が大きくなりやすいブドウです。

ヴィティスラブルスカは湿った気候に適していて病気にも耐性があります。

ワインにするとフォクシーフレーバーといって独特の香りがあり、これが人間にはよく感じられません。

・コンコード

・デラウエア

・キャンベルアーリー

・アレクサンダー

これらの種類はすべてラブルスカで、いかにも生食に向きそうなブドウです。

 

まとめ

ヴィティスヴィニフェラとヴィティスラブルスカは、イメージとしてはワイン向け(ヴィニフェラ)か生食用か(ラブルスカ)で覚えればいいでしょう。

勘違いが多いのは、生食用でおいしいブドウがワイン用でもおいしいというわけではないということです。

生食では肉厚で甘味があり、皮が薄くジューシーなものが好まれます。

しかし、ワイン用では凝縮感が求められますのでジューシーさは求められていませんし、皮はできる限り厚くて色素が豊富なものが好まれます。

この違いがヴィニフェラとラブルスカの違いの根源になっています。

 


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