ワイン用語集セパージュ

ヴィオニエ|品種の特徴と生産地域

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ヴィオニエ(VIOGNIER)は、フランスの北ローヌで主に栽培されている白ブドウ品種です。

そこまで栽培量が多い品種ではありませんが、比較的高い知名度を持っています。

ヴィオニエの起源については様々な説がありますが、クロアチア近辺が発祥とされており、ローマ人がローヌ地方に持ち込んだ説が有力とされています。

ヴィオニエの果実は比較的小さめであり、黄緑色の薄い果皮を持っています。

ヴィオニエの持つ繊細な香りを生かすには、しっかりと果実を完熟させる必要がありますが、ウドンコ病にかかりやすく、栽培が難しいとされています。

 

1980年代になってワイン評論家が台頭してくるまでは、もともとの生産地域であったローヌ北部以外ではほとんど知られていない品種でした。

ようやく近年になって高い品質が知られるようになりましたが、ヴィオニエの品質の可能性にかけて栽培し続けた生産者の方々には頭の下がる思いです。

ヴィオニエのシノニムはこちらをご参考ください。

 ワインの教科書
https://wine-kyokasyo.com/synonym-VIOGNIER
ヴィオニエはアルザスゲヴュルツトラミネールと同様に芳香成分がつよく、アロマティックな品種と表現されます。生産量が多くてもキャッチーでパーティー向けの華やかなワインに仕上がりますし、生産量を落として凝縮感を出してもコンドリューのような高級ワインに...

ヴィオニエ

品種の特徴

ヴィオニエはとても強い香りが特徴的です。

白い花やはちみつ、桃や洋梨、ミルクティーの香りや、キュウリやメロンのような青さのある香りなどを持っています。

酸味は穏やかで、果実味とアルコール感が強く、ふくよかなボディと粘性をもつワインが生産されています。

栽培が難しいにも関わらず、あまり収量が高くないため、商業的生産にはあまり向かない品種です。

ヴィオニエが持つ酸が低いため、醸造も手がかかります。

2004年、カリフォルニア大学のデイヴィス校の研究により、イタリアのピエモンテ州で栽培されているフレイザと遺伝的に近いこと、ネッビオーロと同じ祖先をもつことが判明しています。

 

 

主な生産地域

主にフランスのローヌ川流域の北部で栽培されています。

コンドリューやシャトー グリエでは、ヴィオニエ100%から高品質な白ワインが生産されています。

また北ローヌのコート ロティでは、シラーを主体とした赤ワインでありながら、20%までヴィオニエをブレンドして混醸することができます。

白ブドウであるヴィオニエをブレンドすることで、シラーの強さを和らげ、エレガントな印象をワインに与えることができます。

フランスではローヌ地方の他にも、ラングドック地方などで栽培されています。

ヴィオニエは比較的温暖な気候を好むため、アメリカやオーストラリアでの栽培が増えてきています。

 

 


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