ワイン用語集フランスワインブルゴーニュのドメーヌブルゴーニュ地方生産者

ヴォコレとは?特徴と歴史、基礎知識

ヴォコレ(VOCORET)は、本拠地はブルゴーニュ地方最北部、パリから約150km東南にあるワイン産地、シャブリです。

そのシャブリ地区に40ha以上の広大な畑を所有しており、所有している畑も華やかです。

プルミエクリュのモンドミリュー、ヴァイヨンやグランクリュのブランショ、レ クロ、ヴァルミュールなど評価の高いものが多く、シャブリ地区を代表する造り手といえます。

ドメーヌ ヴォコレ

名門ワイナリーならではの製法

辛口白ワインで知名度が高く、人気もあるシャブリ地方では、熟成の際に樽を使用するかステンレスを使用するかで造り手の中で考えが分かれています。

シャブリでは、コート ドールへの対抗心からか、新樽を使用して高い評価を得ている造り手がいる一方、「それではシャブリらしさが失われるのではないか」という造り手もいます。

これはつまり、樽を使用しリッチな味わいを表現することによって、シャブリ特有の酸味やミネラル感を妨げているのではないか、本来のシャブリとは言えないのでなはないかという考え方です。

しかしヴォコレは、名門ワイナリーである強みを生かし潤沢な資金を投じて、ステンレスと樽の両方を使用してワイン造りを行います。

樽熟成による厚みと、ステンレスによるクリーンでミネラル感のある味わいは、シャブリの特徴を兼ね備えています。

所有畑が広く、管理が難しい中、ブドウの選別を厳格に行い生産工程をほぼ手作業で行う伝統的な造り手です。

 

テロワールを忠実に再現するワイナリー

1870年に創業され、4世代に渡る名門ドメーヌです。

現在はパトリス氏とジェローム ヴォコレ氏を中心にワイン造りを行っています。

 

ヴォコレの看板ワインは、シャブリのグランクリュであるブランショです。

シャブリの特級畑の最東端に位置する畑であり、引き締まっていてエレガントなワインを産出しています。

 

クリーンで生き生きとしたミネラル感がありながら、フルボディで強い芳香をもち、熟成のポテンシャルがあるワインを造るということで、瓶熟成でさらに真価を発揮する長命なシャブリを生産すると評されています。

またテロワールを忠実に再現しているとされ、シャブリのスタンダード的な存在として、ヨーロッパやアメリカなど世界中で親しまれています。