ソムリエ試験

ソムリエ試験|合格までの勉強時間はどれくらいなの?

ソムリエ試験は筆記試験、テイスティング、実技試験からなりますが、一番のヤマ場は一番最初の筆記試験になります。

筆記試験を通過すれば90%の方が合格しますので当たり前ですが、ではこの筆記試験を通過するための勉強時間はどのくらいのものでしょうか。

 

自分でテイスティングを勉強する方には、ワインのテイスティングの全体像と取り組み方を知る必要があります。

ワインのテイスティング|初心者がコツをつかむための具体的手法

をご覧ください。

 

 

ソムリエ試験の勉強時間

200~400時間がめやす

実際の勉強時間についてははっきりとした統計はないのですが、一般的なワインスクールの受験対策講座を例に分析してみましょう。

ほとんどのワインスクールの対策講座は1~3月になりますが、これを例にとりましょう。

1月から8月中頃の試験までの日数は

30×7.5=225日になります。

この期間に一日2時間程度を勉強時間に充てるとすると450時間となります。

ただし、飲食店勤務の場合は繁忙期などで勉強できない日もありますのでやや手堅く見て400時間は必要ということになります。

400時間というのは途方もない時間のように感じる人も多いと思いますが、後述しますが試験なので得意な人は半分の時間でも対応は可能でしょう。

そのため200~400時間がラインと考えましょう。

 

”最短〇か月で合格した”はあてにしないようにしよう

ソムリエ試験の合格体験記とかには信じられないような短期間で合格した人の記事も見かけます。

例えば3か月であれば、特殊なケースの場合は合格は不可能ではありません。

中には素地があってもっと短い人もいるかもしれませんが、あなたがそれをあてにしているのでは先が思いやられます。

短い勉強時間の人の話は耳障りがいいので目立ちやすいですが、資格試験の目的は合格ですのでやや運任せな方法論です。

簡単な試験ではありませんから、合格するための可能性を最大化させるためにある程度の時間をかけるのは避けられないことです。

勉強時間は少なくすればするほど可能性が低くなるのが一般論で、そのためこの手の射幸心丸出しの特殊な事例は参考にしないのがいいでしょう。

(もちろん勉強時間は長ければ長いほどいいというわけではありません。)

 

試験に有利な人

ただし、サイトを見ると中には「3か月で楽々合格」「本一冊で合格した」「無勉でいけた」などの意見もあります。

これらの文言は独り歩きしやすいので鵜呑みにするでは先が思いやられますが、とはいえ勉強時間が少なくてもいい人がいることは事実です。

例えばフレンチやイタリアン、ワインバーで勤務していてソムリエ試験に出題されるようなワインを毎日扱っている人は有利なので勉強時間は少なくてもいいでしょう。

また、ワインが好きでもともと幅広い知識がある人もがっつりと勉強時間を設けなくても受かる人はいると思います。

これらの人に関しては3か月で合格することもあながち嘘ではないかもしれません。

 

不利な人

逆にワインに全く縁のないひとやフレンチやイタリアンとも接点がない人はどこから手を付けていいのかがわからないので勉強する前に準備が必要です。

全体像を知り、どう勉強すればいいのかを把握し、決断する。これも勉強時間に入れるのであれば400時間では足りないかもしれません。

また、いわゆるワインマニアのひとは一部分のワインについては知っていても試験に合格するための広範囲な知識までは期待できません。

この場合は「俺はワインを知っているんだ」という過信が不利に働き、結果的に時間ばかりダラダラかかってしまったということにもなりかねません。

 

まとめ

ソムリエ試験は大勢の人が受験するので当然記憶力がいい人もいればそうでない人、要領のいい人もいればそうでない人もいます。

また、受験する環境的に時間がとりやすいひとや身近に頼れる人がいる人もいればそうでない人もいます。

そのためひとくくりに〇〇時間とするのは「人それぞれだから比べることそのものがナンセンス」という意見もあると思います。

ただし、それでもどうしても目安を知りたいという場合は、やはり400時間を目安にされるのがいいと思います。

一日2時間の勉強時間を費やすのが飲食店勤務の人にとってどれだけ過酷な事かは計り知れませんが、合格している人はそれくらいの時間はかけているものです。

試験まではまだ日数がありますのでなるべく多くの勉強時間をさけるようにいまのうちから学習計画を見つめなおしてはいかがでしょうか。

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