ソムリエ試験練習問題【プロヴァンス・コルシカ】プロヴァンスのA.O.C.

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こんにちは!今回はプロヴァンス地方のA.O.C.について学習しましょう!

 

練習問題 プロヴァンス地方のA.O.C.

Q:次のうち、プロヴァンス地方で最西端に位置するA.O.C.を選んでください。

①Bellet

②Les Baux de Provence

③Pierrevert

④Cassis

    この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。   WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。   【月額2200円】ソムリエ・ワインエキスパート試験対策はオンライン最大級のWBSへ!   そのほかの記事・練習問題も是非ご参考ください。  

   

正解は②のLes Baux de Provence(レ・ボー・ド・プロヴァンス)です!

 

Les Baux de Provenceはプロヴァンス地方の最西端、アルピーユ山脈の麓に位置しています。

白・赤・ロゼが生産可能で赤が半数近くを占めます。

このA.O.C.では全栽培農家が有機農法を実践しているのが特徴です。有機栽培の規定をA.O.C.に盛り込むようにI.N.A.O.に働きかけています。

 

①のBellet(ベレ)はニースの裏山に位置するプロヴァンス地方で最東端のA.O.C.です。

白・赤・ロゼが生産可能です。

赤とロゼの主要品種はブラケとフェラ・ネラというあまり聞き馴染みのない品種です。

白の主要品種はヴェルメンティーノです。ヴェルメンティーノというと、イタリアで多く栽培されている品種です。地中海沿岸の最東端でイタリアにも近いので覚えやすいですね。

 

③のPierrevert(ピエールヴェール)はプロヴァンス地方では最北端に位置しています。

元々はコトー・ド・ピエールヴェールという名称でしたが、2010年にピエールヴェールに改称しています。

白・赤・ロゼが生産可能で、品種の規定は細かいですが、ざっくりと他の南仏のA.O.C.と同じような品種と覚えておけば十分だと思います。

 

④のCassis(カシス)はソーテルヌ・シャトーヌフ・デュ・パプとともに1936年に最初に認定されたA.O.C.です。

マルセイの東に位置しており、プロヴァンス地方にしては珍しく白ワインの比率が67%と高くなっています。

白ワインより少ないですが、ロゼと赤も生産しています。

プロヴァンス地方は重要論点は少な目なので今回の問題のように各A.O.C.ごとにざっくりと特徴を掴んでいくことが重要です。


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