ソムリエ試験練習問題【ワイン概論】ワイン産地の主な気候

公開日 2022年12月14日 最終更新日 2022年12月15日

この問題は、2人がブックマークしています。

こんにちは!今回はワイン産地の気候について学習しましょう!

気候はワイン概論だけでなく、他の国ごとの各論でも応用できる重要な知識です!

それでは早速問題です。

 

練習問題 ワイン産地の気候

Q:次のうち、ブルゴーニュはどの気候か選んでください。

 

①大陸性気候

②海洋性気候

③地中海性気候

④山地気候

クリックで回答と解説を表示!

正解は①の大陸性気候です!

ブルゴーニュを地図で見てみるとフランスの中でも内陸に位置していることが分かります。

大陸性気候は昼と夜の気温の日較差、夏と冬の気温の年較差が大きく、季節の違いがはっきりとした気候です。

ブルゴーニュの他には中央・東ヨーロッパが該当します。

 

②の海洋性気候は文字通り海に近い地域の気候です。海から吹く風の影響で、気温の日較差が少なく、降水量が多いのが特徴です。

晩熟型のブドウに適していると言われており、ボルドーやオーストラリアのクナワラが該当します。

まだ学習されていない方もいらっしゃるかもしれませんが、ボルドーもクナワラもカベルネ・ソーヴィニヨン(一般的に晩熟型のブドウと言われます。)の名産地です。

 

③の地中海性気候は温暖で乾燥しており、夏は日照に恵まれた乾燥した気候です。冬は穏やかで雨量が増えます。

ワイン用ブドウの原産地は乾燥した地域なので、同じく乾燥している地中海性気候はブドウの生育に有利な気候と言えます。

また、乾燥していることによって病害も起こりにくいのが特徴です。

南フランスやスペイン、イタリアなど地中海沿岸の地域だけでなく、カリフォルニアやチリも地中海性気候です。

 

④の山地気候は標高の高い地域(標高500m~1,000m程度)に位置し、天候の変化が大きく風も強いです。

複雑な地形が多く、畑ごとに気温や日照量などが大きく異なるのが特徴です。

山梨県や長野県、フランスのジュラ・サヴォワ地方が該当します。

 

 

気候の特徴や産地を覚えるとワイン産地の気候条件からそのワインがどのような性質なのかがある程度予想できるようにもなりワインライフが豊かになります!

それぞれの特徴や代表産地まで把握しておきましょう!


【WBS別館のご案内】



このサイトは、ワインブックススクール(WBS)で学習する現役のWBS生(2022年度ソムリエ試験合格)が運営しています。

WBSで学習した高品質な練習問題、過去問の解説を中心に、直近で合格をしたリアルな受験生目線の情報が多数あります。

WBSは、テキストや練習問題などの豊富なコンテンツと毎週のライブ講義があり、ソムリエ・ワインエキスパート試験の学習方法と最新情報が得られます。  

費用は月額2200円のみで、すべてのコンテンツが利用できます。

いつからでも参加できますので、一緒に勉強していきましょう!  

ソムリエ・ワインエキスパート対策のページはこちら→

 

トップページに戻る→