こんにちは!今回はシュッド・ウエストでも重要なA.O.Cであるジュランソンについて学習しましょう!
練習問題 ジュランソンについて
Q:次のうちA.O.Cジュランソンの主要品種として正しいものを選んでください。
①Sauvignon
②Mauzac
③Muscadelle
④Petit Manseng
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。 WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。 【月額2200円】ソムリエ・ワインエキスパート試験対策はオンライン最大級のWBSへ! そのほかの記事・練習問題も是非ご参考ください。
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正解は④のPetit Manseng(プティ・マンサン)です!
ジュランソンはフランス南西地方でもかなりスペインよりに位置している産地で試験では重要なA.O.Cです。
辛口白と甘口白が生産されています。
今回正解だったプティ・マンサンの他にグロ・マンサンも主要品種として認められています。
プティ・マンサンやグロ・マンサンはシュッド・ウエストのガスコーニュ&バスク地区でよく栽培されている品種です。ジュランソン以外ではパシュラン・デュ・ヴィク・ビル(マディランと同じ地域)やサン・モン、テュルサンなどで栽培されています。
フランスでも著名なワインとされており、アンリ4世の洗礼に使われたと言われています。
先ほどスペインに近いと書きましたが、スペインとの国境にはピレネー山脈があります。
このピレネー山脈の影響でフェーン現象が起こり、ブドウの生育が促進され、この地域ではパスリヤージュ(ブドウを収穫せず樹になったまま過熟させること)が可能になります。この方法はアルザスのヴァンダンジュ・タルディヴでも用いられています。
残糖規定は通常40g/L以上です。4g/Lでsec、55g/L以上で11月2日以降に収穫したものにはVendanges Tardives(遅摘み)の表記が可能です。
繰り返しになりますが、ジュランソンは覚えるべきポイントも多く重要です。
今回太字で示したポイントはしっかりと押さえておきましょう。
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