ソムリエ試験練習問題【日本】山梨県の気候風土

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こんにちは!今回は山梨県の気候風土について学習しましょう!

今回の問題は私が受験した際に実際に出題された問題です!

かなり教本を読み込まないと解けないような問題で印象的だったので紹介という意味も含めて出題します

 

練習問題 山梨県の気候風土

Q:次のうち、ブドウの生育期間の平均気温が最も高い産地を選んでください。

①勝沼

②甲府

③韮崎

④塩山

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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問題の正解はこちら!

正解は②の甲府です!

 

難しい問題で、教本のどこにも書いてないような内容ですが、2023年度版教本の115ページに記載があります。

○○が最も高いという書き方ではなく、それぞれの産地の平均気温が書いてあるので余計にややこしくなっています。

教本によると、ブドウの生育期間(4月~10月)の平均気温は勝沼が19.9℃、甲府が20.8℃、韮崎が19.8℃となっており、ちなみに降水量は勝沼が849mm、甲府が874mm、韮崎が925mmとなっています。

 

初見ではなかなか手こずるかもしれませんが、山梨県の地形がヒントになります。

山梨県は本州の中央に位置している内陸県で、県の中心には甲府盆地があります。

甲府市は甲府盆地の中心にあり、周縁部に行くにしたがって山地となっていきます。

 

ここでイメージしていただきたいのが、盆地の中心にあるということは標高が低く、周縁部の山地に近づくということは標高が高くなるということです。

基本的に標高が高くなればなるほど気温は下がります。(山登りをすると山頂付近は寒かったりしますよね

ですので、甲府盆地の中心にある甲府は標高が低く、気温は高いと予想することができます。

 

試験本番で見たことないような問題が出題されても意外と考える糸口はあるものです。

ただし試験は時間制限がありますので、分かる問題を優先して解いてからじっくり考えながら解いていきましょう。


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