ソムリエ試験練習問題【アルザス】気候風土

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こんにちは!今回はアルザスの気候風土について学習しましょう!

 

練習問題 アルザスの気候風土

Q:アルザスのブドウ畑の西側に延びている山脈を選んでください。

①アルプス山脈

②ピレネー山脈

③ヴォージュ山脈

④ジュラ山脈

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正解は③のヴォージュ山脈です!

アルザスはこれといって出題ポイントが少ないですが、特徴的な地理的要素を持っていますので今回のような総論は重要です。

 

アルザス地方は西側をヴォージュ山脈、東側をライン川に挟まれています。

この2つの地形は非常に重要です。どちらが東か西かも区別できるようにしておきましょう。

ライン川はドイツとの国境ですので、そこから東側にあると判断しやすいと思います。

 

ヴォージュ山脈は西側からの湿った空気を遮断するので、アルザスは年間降水量500~600mmとフランスでも特に降水量の少ないワイン産地となっています。

またヴォージュ山脈を越えてアルザスに吹く風はフェーン現象を起こし、アルザス地方に温かく乾燥した気候をもたらします。

 

①のアルプス山脈はヨーロッパ中央を跨る大きな山脈で、フランスとイタリア、スイスの国境に位置しています。

この近くに位置するフランスワイン産地としてはジュラ・サヴォワ地方が挙げられます。

 

②のピレネー山脈はフランスとスペインとの国境に位置する山脈です。

シュッド・ウエストが近くに位置しています。その中でもIrouleguy(イルレギー)という産地はスペインとの国境付近に位置し、問題にもなりやすいです。シュッド・ウエストを学習される際に思い出していただければと思います。

 

④のジュラ山脈はフランスとスイスとの国境に位置しています。

この付近にはジュラ・サヴォワがあります。

 

ワインを学習しているのになぜ気候風土まで覚えるのか疑問に思われるかもしれませんが、地理を学習すると、なぜこういう気候になるのかが分かり、そして気候が分かるとその産地でどのような性質のワインができるかが予想できるようになります。

ワインを学習して良かったと思える瞬間の一つです


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