ソムリエ試験練習問題【オーストラリア】タスマニア州

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こんにちは!今回はタスマニア州について学習しましょう!

 

練習問題 タスマニア州の土壌

Q:次のうち、タスマニア州で最も広く分布している土壌を選んでください。

①テラロッサ

②キンメリジャン

③ジュラシック・ドレライト

④コーヒー・ロック

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正解は③のジュラシック・ドレライトです!

 

タスマニア州はオーストラリアの南東に位置する州です。

タスマニア州の島は非常に古い陸地で、1億7,000年万年前に形成された「ジュラシック・ドレライト」という土壌が多くを占めています。

 

また、南半球で南方に位置しているので、冷涼な気候であるという特徴があります。

冷涼な気候を生かしてピノ・ノワールやシャルドネが多く栽培されています。

これらのブドウの約35%もがスパークリングワインに使用されます。

 

冷涼産地では良質なスパークリングワインが造られるというのは世界的によく見られるパターンですので覚えておきましょう。

 

①のテラロッサは南オーストラリア州のクナワラなどに分布している土壌です。

テラロッサは石灰岩が風化してできた赤土で良質なカベルネ・ソーヴィニヨンが生育されます。

 

②のキンメリジャンはシャブリに代表的な石灰質の土壌です。

 

④のコーヒー・ロックは西オーストラリア州のグレート・サザンに分布している土壌です。

西オーストラリア州の南西部は巨大なユーカリの原生林で覆われています。

 

グレート・サザンはその原生林の周りを開拓して造られた産地です。

ですので、グレート・サザンの土壌はユーカリの原生林の土壌と言えます。

 

ここには鉄分を大量に含むコーヒー豆のような石が集まっています。

その見た目からコーヒー・ロックと命名されました。

 

オーストラリアは主要なワイン産地の中では、カナダ、アメリカに次ぐ広大な産地です。

広大であるが故にその気候や土壌も産地によって大きく異なりますので、各産地を学習される際は細かい土壌などの記述も注意深く学習しましょう。


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