ソムリエ試験練習問題【ブルゴーニュ】ブルゴーニュのブドウ品種

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こんにちは!今回はブルゴーニュワインのブドウ品種について学習しましょう!

ブドウ品種はどの範囲でも口を酸っぱくして言いますが超重要です!

 

練習問題 ブルゴーニュのブドウ品種

Q:次のうち、ブルゴーニュの主要ブドウ品種として誤っているものを選んでください。

①Chardonnay

②Pinot Noir

③Aligote

④Cabernet Sauvignon

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正解は④のCabernet Sauvignonです!

 

ブルゴーニュの主要ブドウ品種は4つあります。

・Chardonnay(シャルドネ)

ボージョレ地区を除くブルゴーニュ地方において栽培比率51%を占める最も重要な白品種です。シャブリからマコネまで広く栽培されています。

 

・Aligote(アリゴテ)

同じく6%を占める白品種です。コートシャロネーズのブーズロンというA.O.C.がアリゴテを使うことで有名です。

 

・Pinot Noir(ピノ・ノワール)

ボージョレ地区を除くブルゴーニュ地方において栽培比率39.5%を占める赤品種です。コート・ドールのものが有名ですが、ボージョレ地区でも若干栽培されています。

 

・Gamay(ガメイ)

ボージョレ地区での最重要品種で栽培面積の98%を占めています。

 

ではなぜカベルネ・ソーヴィニヨンなどの品種は使わないのでしょうか。歴史を紐解くと見えてきます。

ブルゴーニュの歴史は非常にざっくりと言えば修道僧の歴史です。その宗教行事にワインが用いられてきました。

修道僧たちはブドウの研究を重ねるうちに畑ごとにブドウの出来が違うことを発見します。

この流れから「良いワインとは、その土地の個性を忠実に反映したもの」という考えが根付きます。

 

このことからブルゴーニュではブドウ自体の個性は控えめであるシャルドネやピノ・ノワールを単一で使用することになりました。

個性の強いカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったり、他のブドウ品種とブレンドをしたりすると土地の個性は分かりづらくなってしまいますよね。

このようにブドウ品種ひとつとっても、歴史などと紐づけることでより記憶の質が高まると思いますので、息抜きがてら目を向けてみてもよいかもしれません。


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