ソムリエ試験練習問題【ワイン概論】ブドウ由来の香り成分

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こんにちは!今回はブドウ由来の香り成分について学習しましょう!

 

練習問題 ブドウ由来の香り成分

Q:次のうち、シラーに含まれる胡椒の香りの元となる物質を選んでください。

①チオール化合物

②テルペン類

③Rotundone

④IBMP

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
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問題の正解はこちら!

正解は③のRotundone(ロタンドン)です!

ロタンドンはシラーやグリューナー・ヴェルトリーナーなどに多く含まれている物質で胡椒の香りがします。

実際に胡椒にもロタンドンは含まれています。

 

①のチオール化合物はソーヴィニヨン・ブランに含まれている香りで、3MHや3MHA、4MMPなどの種類があります。

グレープフルーツやパッションフルーツ、時には猫の尿などの香りがあります。

ソーヴィニョン・ブランの他には日本の甲州も3MHを持つことが分かっています。

 

②テルペン類にはマスカットやリースリングに含まれる「Linalool(リナロール)」やゲヴュルツトラミネールに含まれる「Geraniol(ゲラニオール)」があります。

 

④のIBMPはIsobutyl-Methoxypyrazine(イソブチル・メトキシピラジン)と言われる成分です。

青臭く、ピーマンを連想させる香りがあります。

カベルネ・ソーヴィニヨンをはじめとしたボルドー原産のブドウ品種に多く含まれています。

 

他にはFuraneol(フラネオール)という成分があります。

これはヴィティス・ラブルスカに多く含まれる物質で、イチゴの香りがあります。

マスカット・ベーリーAに多く含まれています。

 

それぞれの成分がどのような香りがあり、代表的な品種にはどんなブドウがあるかを押さえておきましょう。


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