こんにちは!今回は大阪府の歴史について学習しましょう!
歴史と言ってももちろんワインについてです
練習問題 大阪府の歴史
Q:次のうち、大阪府の富田林村でブドウが栽培され、葡萄酒が名産だったという記録がある時代を選んでください。
①安土桃山時代
②江戸時代
③明治時代
④大正時代
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は①の安土桃山時代です!
大阪府といえば東京に次ぐ大都市で、山梨県や長野県などと比べるとあまりワイン造りのイメージは持ちづらいですが、日本でも有数のワイン造りの長い歴史を持っています。
安土桃山時代の天正年間(1573~1592年)に、大阪府南河内地方の富田林村(現在の富田林市)において、農家の軒先でブドウが栽培され、ブドウ酒が名産だったという記録が残っています。
江戸時代にも同様の記録があり、後年の南河内地方、中河内地方におけるブドウ産地誕生のきっかけとなりました。
また南河内地方の沢田村のブドウが幕府に献上されていたという記録もあります。
歴史だけでなく、ブドウの栽培面積も最盛期の1930年代には山梨県を凌ぐほどで、ワイナリー数も110軒を超えていました。
その後昭和に入るとワイナリーは激減し、ブドウ園も放棄されることが続きました。
しかし近年耕作放棄された畑を利用した新しいブドウ園の開園や、大阪ワイナリー協会の設立など、新しい動きが生まれています。
山梨県などと異なり、大都市に隣接しているというメリットも大きく影響しているでしょう。
今回の大阪府のワイン造りの歴史でしたが、実はこの投稿の画像の大阪城がヒントになっていました笑
大阪城は豊臣秀吉によって安土桃山時代に建てられました。
豊臣秀吉が活躍していた時代に既にワイン造りがされていたというのはすごいですね!
これでもう大阪のワイン造りが安土桃山時代から行われていたというのは忘れないはずです笑
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