ソムリエ試験練習問題【日本】山梨県のワイン産地

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こんにちは!今回は山梨県のワイン産地について学習しましょう!

 

練習問題 甲府盆地東部のワイン産地

Q:次のうち、甲府盆地の中で東雲地区が含まれる地域を選んでください。

①甲州市塩山地区

②甲州市勝沼町

③甲州市大和地区

④笛吹市春日居地区

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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問題の正解はこちら!

正解は②の甲州市勝沼町です!

 

甲州市勝沼町は甲府盆地東部に位置しています。

 

甲府盆地東部は甲州市、山梨市、笛吹市を含みます。

日本のワイン造り発祥の地で、現在稼働しているワイナリーの7割以上が甲府盆地東部にあります。

 

甲府盆地東部は下記の5つの地区に分けられます。

 

①甲州市塩山地区

甲府盆地の北東の端に位置しており、標高は400~600mです。

甲州の他にデラウェアの栽培地としても有名です。

日本でデラウェアの栽培が始まったのがこの塩山地区の奥野田です。

 

②甲州市勝沼町

生食用、ワイン用問わず甲州ブドウが集中して栽培されている地域で、標高は300~600mです。

勝沼町はさらに勝沼地区、東雲地区、菱山地区、祝地区の4つの地区に分けられます。

 

勝沼地区は最も代表的な産地とされ、鳥居平など有名な産地があります。

菱山地区は勝沼町で最も標高が高い地区です。

 

③甲州市大和地区

勝沼の大善寺から大和の景徳院に位置する地区で、標高は450~500mです。

勝沼とは異なりワイン用の甲州ブドウが大半を占めます。

 

④山梨市牧丘~万力/笛吹市春日居地区

2017年に牧丘にある大手メーカーのシャルドネがフランスで開催される「レ・シタデル・デュ・ヴァン」で金賞を受賞したことで有名な産地です。

 

⑤笛吹市一宮町、御坂町、八代町地区

京戸川や金川などによって形成された扇状地の裾野に位置しています。

試験ではほぼ出題されないとは思いますが、名前は押さえておきましょう。

甲府盆地のワイン産地は他にも甲府盆地中央部、甲府盆地北西部、甲府盆地西部があります。教本で確認してみてください。


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