こんにちは!今回はポートについて学習しましょう!
ポートはポルトガルのなかで最も重要な範囲です。しっかり押さえましょう。
練習問題 ポートのタイプ
Q:次のうち、「収穫年表示のポルトで、収穫から7年後に瓶詰を行い、収穫年とともに瓶詰めの年も表記する」タイプのポートを選んでください。
①L.B.V
②Vintage Port
③Colheita
④Light Dry White Port
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。
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問題の正解はこちら!
正解は③のColheita(コリェイタ)です!
ポートには大きく分けて、ルビータイプ、トウニータイプ、ホワイトタイプ、ロゼタイプがあります。
今回のコリェイタは参加が進み黄褐色になったトウニータイプにあたります。
トウニータイプには他にも単一年のブドウを原料とし、瓶詰前にガラス製のDemijohns(デミジョン)で最低7年間熟成させたGarrafeira(ガラフェイラ)という種類があります。
ルビータイプで重要なのはVintage PortとL.B.Vです。
Vintage Portはその年の作柄が特に優れたブドウから造られます。
収穫から2年目の7月から3年目の6月までに瓶詰めされます。
L.B.VはLate Bottled Vintage Portといい、その名の通り、Vintage Portよりも遅い収穫から4年目の3~9月の間に瓶詰めされます。
通常のワインでは作柄の良い年のワインは長期熟成するイメージがあると思いますが、ここでは「作柄が良いからこそ、長期熟成させる必要がない」と覚えておきましょう。
あとは白ブドウを原料とし、最低アルコール度数が16.5%(通常は19~22%)のLight Dry White Portと黒ブドウを短時間のスキンコンタクトにより色素を抽出したRose Portがあります。
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ちなみにPortのと同じ栽培地域のワインでDouro(ドウロ)というポルトガルでも著名なスティルの赤ワインの産地がありますのでついでに覚えておきましょう。
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