ソムリエ試験練習問題【ローヌ】ディー

この問題は、4人がブックマークしています。

こんにちは!今回は北部ローヌにあるDie(ディー)というA.O.C.について学習しましょう!

Cote-RotieやHermitageなどと比べると地味な存在ですが、なぜ取り上げたかというと、非常に紛らわしく受験生泣かせだからです

 

練習問題 Die(ディー)の品種規定

Q:次のうち、アンセストラル方式のClairette de Dieの主要品種を選んでください。

①Marsanne

②Clairette

③Muscat Blanc a Petits Grains

④Grenache Blanc

クリックで回答と解説を表示!

正解は③のMuscat Blanc a Petits Grains(ミュスカ・ブラン・ア・プティ・グラン)です!

長い名前で書きましたが、単純にMuscat(ミュスカ)と覚えていただいて問題ありません。

僕は受験生時代A.O.C.名にClairetteと入っているのに主要品種が異なるので「ふざけんな!」と思っていました

 

たしかにClairette de Dieはクレレットが使われるのですが、ワインの造り方によって品種が変わります。

アンセストラル方式ではミュスカが主要品種でクレレットはあくまで補助品種として使用されます。

瓶内二次発酵ではクレレットのみが使用されます。

 

同じエリアのA.O.C.で他にクレレットを主体とした瓶内二次発酵による発泡性ワインを造るCremant de Die(クレマンド・ディー)とクレレット100%で白のスティルワインを造るCoteaux de Die(コトー・ド・ディー)もあります。

 

今回はフランスの中でも非常に紛らわしい分野からの出題でした。

余談ですが、ワインの造り方で主要品種が異なる点は、教本でも紛らわしいと書かれています笑


【WBS別館のご案内】



このサイトは、ワインブックススクール(WBS)で学習する現役のWBS生(2022年度ソムリエ試験合格)が運営しています。

WBSで学習した高品質な練習問題、過去問の解説を中心に、直近で合格をしたリアルな受験生目線の情報が多数あります。

WBSは、テキストや練習問題などの豊富なコンテンツと毎週のライブ講義があり、ソムリエ・ワインエキスパート試験の学習方法と最新情報が得られます。  

費用は月額2200円のみで、すべてのコンテンツが利用できます。

いつからでも参加できますので、一緒に勉強していきましょう!  

ソムリエ・ワインエキスパート対策のページはこちら→

 

トップページに戻る→