難易度B

ソムリエ試験練習問題【チリ】ワイン産地

こんにちは!今回はチリのワイン産地について学習しましょう!

 

練習問題 チリのワイン産地

Q:次のうち、D.O.Coquimboに属するサブリージョンを選んでください。

①Aconcagua Valley

②Maule Valley

③Huasco Valley

④Choapa Valley

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
WBSワインブックススクールの卒業生が作成し、合格者の声が反映されたリアルな練習問題とその解説ですので、問題の難易度や、どこまでりかいすればいいのかがわかるようになっています。

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問題の正解はこちら!

正解は④のChoapa Valley(チョアパ・ヴァレー)です!

 

チリには6つのリージョンとさらに細かい区分のサブリージョンが17あります。

チリでは17のサブリージョンがどのリージョンに属するのかという問題が良く出ます。

厳密にはさらに細かいゾーンやエリアもあるのですが、ソムリエ一般呼称で出題される可能性は低いので飛ばして構いません。

 

チリのリージョン ※細字はサブリージョン

 

D.O.Atacama(アタカマ)

・Copiapo Valley(コピアポ・ヴァレー)

・Huasco Valley(ウアスコ・ヴァレー)

 

D.O.Coquimbo(コキンボ)

・Elqui Valley(エルキ・ヴァレー)

・Limari Valley(リマリ・ヴァレー)

・Choapa Valley(チョアパ・ヴァレー)

 

D.O.Aconcagua(アコンカグア)

・Aconcagua Valley(アコンカグア・ヴァレー)

・Casablanca Valley(カサブランカ・ヴァレー)

・San Antonio Valley(サン・アントニオ・ヴァレー)

 

D.O.Central Valley(セントラル・ヴァレー)

・Maipo Valley(マイポ・ヴァレー)

・Rapel Valley(ラペル・ヴァレー)

・Curico Valley(クリコ・ヴァレー)

・Maule Valley(マウレ・ヴァレー)

 

D.O.South(サウス)

Itata Valley(イタタ・ヴァレー)

・Bio Bio Valley(ビオ・ビオ・ヴァレー)

・Malleco Valley(マジェコ・ヴァレー)

 

D.O.Austral(アウストラル)

・Cautin Valley(カウティン・ヴァレー)

・Osorno Valley(オソルノ・ヴァレー)

 

チリは日本へのワイン輸入量トップクラスの国です。(長年1位でしたが、近年フランスが1位になる年がありました)

そのため、実際のワインライフでも活かしやすい範囲です。

試験のための勉強で終わらず、せっかく勉強するなら試験後のワインライフでも活かせるようにしましょう!

ソムリエ試験練習問題【アルゼンチン】スパークリングワインの表示

こんにちは!今回はアルゼンチンのスパークリングワインの表示について学習しましょう!

フランスなど伝統国の区分とは少しことなりますので、注意してください。

また、隣国のチリも少し特殊な糖分表記を行っていますので併せておさらいしましょう。

ワイン概論で残糖量を学習したのにまた学習するのか、、、と思われる方も多いと思いますが、なんとかついてきてください!

 

練習問題 アルゼンチンのスパークリングワインの表示

Q:次のうち、Brutが表すドサージュ量として正しいものを選んでください。

①12g/L未満

②6g/L未満

③2g/L以上8g/L未満

④8g/L以上14g/L未満

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問題の正解はこちら!

正解は④の8g/L以上14g/L未満です!

 

ヨーロッパの伝統国ではBrutは12g/L未満でしたね。

 

また、アルゼンチンのスパークリングワインの表示ルールで注意したいのが、フランスやイタリアなどの規定は残糖量で決まっていましたが、アルゼンチンのスパークリングワインはドザージュ量で決まると教本には記載があります。

 

●アルゼンチンのスパークリングワインの表示

Nature ドザージュ・ゼロ

Brut Nature 2g/L未満

Extra Brut 2g/L以上8g/L未満

Brut 8g/L以上14g/L未満

Demi Sec 14g/L以上25g/L未満

Dulce 25g/L以上

 

チリにもフランスなどとは異なるスパークリングワインの表示ルールがありますので、まとめて覚えてしまいましょう。

フランスやイタリアと同じように残糖量で分類されます。

 

●チリのスパークリングワインの表示

Brut Nature 3g/L未満

Extra Brut 0~6g/L未満

Brut 12g/L未満

SecoまたはDry 12~21g/L未満

Demi SecまたはMedium Dry 21~50g/L未満

Doux 50g/L以上

 

正直なところ、なぜこういったルールは国際的に統一しないんでしょうね。。。ややこしい

ソムリエ試験練習問題【アメリカ】ワシントン・オレゴン州のA.V.A.

こんにちは!今回はアメリカのワシントン州とオレゴン州のA.V.A.について学習しましょう!

 

練習問題 ワシントン州とオレゴン州のA.V.A.

Q:次のうち、カスケード山脈の西側に位置するA.V.A.を選んでください。

①Puget Sound

②Walla Walla Valley

③Snake River Valley

④Carneros

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正解は①のPuget Sound(ピュージェット・サウンド)です!

ピュージェット・サウンドはワシントン州に位置する産地でシアトルのあたりになります。

 

ワシントン州とオレゴン州にはカスケード山脈という山脈が南北に走っています。

この山脈より各A.V.A.が東に位置するのか、西に位置するのかという問題が出題されることが多いです。

 

ワシントン州は多くのA.V.A.がカスケード山脈の東側に位置しているのですが、ピュージェット・サウンドだけが唯一西側に位置しています。

 

②のWalla Walla Valley(ワラワラ・ヴァレー)はワシントン州とオレゴン州にまたがるA.V.A.です。

ワシントン州のA.V.A.としては最多の100以上のワイナリーがあります。

 

③のSnake River Valley(スネーク・リヴァー・ヴァレー)はオレゴン州とその東にあるアイダホ州にまたがるA.V.A.です。

オレゴン州で最も内陸に位置していることもあり、非常に乾燥した気候です。

 

④のCarneros(カーネロス)はナパ・ヴァレーとソノマ・カウンティにまたがるA.V.A.です。

 

このようにワシントン州・オレゴン州は複数の州にまたがるA.V.A.が多くややこしいので注意しましょう。

 

また2021年に新しく認定さえたウィラメット・ヴァレー南部のA.V.A.であるLower Long Tom(ローワー・ロング・トム)が2023年度教本に追加されたので要チェックです!

ソムリエ試験練習問題【カナダ】ブドウ品種

こんにちは!今回はカナダワインに使用されるブドウ品種について学習しましょう!

 

練習問題 カナダワインのブドウ品種

Q:次のうち、Vidalの交配品種を選んでください。

①Chardonnay × Seibel4986

②Riesling × Seibel4986

③Viognier × Seibel4986

④Ugni Blanc × Seibel4986

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正解は④のUgni Blanc(ユニ・ブラン) × Seibel4986(セイベル4986)です!

 

カナダでは冷涼な気候を生かして遅摘みワインやアイスワインといった甘口ワインが有名です。

そんな甘口ワインの代表的な品種がVidal(ヴィダル)です。

Vidalは正確にはVidal BlancやVidal 256と呼ばれ、オンタリオ州のアイスワインに用いられるブドウ品種では最多の生産量となっています。

Vidalは厚い果皮を持ち、高い酸度やフルーツフレーバを有しています。

さらには、高い耐寒性があるため、カナダのような冷涼な気候でも高い糖度を得ることができます。

 

その他のブドウ品種は、オンタリオ州とブリティッシュ・コロンビア州、2つの州に分けて覚えておきましょう。

 

オンタリオ州では、リースリングが白ブドウで最多、カベルネ・フランとメルロが同率で黒ブドウで最多となっています。

 

ブリティッシュ・コロンビア州では、ピノ・グリが白ブドウで最多、そしてメルロが黒ブドウで最多となっています。

 

メルロが最多というのはカナダワインのイメージからは少し意外ですね。

Vidalのアイスワインは近年カナダで人気が上がっています。見かけたら是非飲んでみてください

ソムリエ試験練習問題【アメリカ】ノースコーストのA.V.A.

こんにちは!今回はカリフォルニア・ノースコーストのA.V.A.について学習しましょう!

ノーストーストはカリフォルニアでも最も重要な広域のA.V.A.です。

 

練習問題 ノースコーストのA.V.A.

Q:次のうち、ソノマ・カウンティに含まれるA.V.A.を選んでください。

①Oakville

②Rutherford

③Petaluma Gap

④Calistoga

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正解は③のPetaluma Gap(ペタルマ・ギャップ)です!

他の3つは全てナパ・ヴァレーのA.V.A.です。

 

ペタルマ・ギャップは2018年に新設されたA.V.A.です。新設された項目は試験では特に重要です。

冷涼な風が吹き続けることがこの産地の特徴で、ピノ・ノワールやシャルドネの栽培に適しています。

 

①のOakville(オークヴィル)はカリフォルニアを代表する産地で、高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンが生産されます。

あのオーパス・ワンやスクリーミング・イーグルが生産されているのもこのオークヴィルです。

 

②のRutherford(ラザフォード)はナパヴァレーでも最も日照量の多い地区の一つです。

この産地も高品質なカベルネ・ソーヴィニヨンが多く栽培されています。

 

ラザフォードのワインは「土埃(つちぼこり)」を思わせるきめ細かいタンニンが備わると言われています。

これはラザフォードのカベルネ・ソーヴィニヨンのテクスチャを「ラザフォード・ダスト」(ダスト=土埃)と表現されたことに由来します。

 

④のCalistoga(カリストガ)はナパ・ヴァレーで最も北に位置する産地です。

気温の寒暖差があることが特徴です。

 

アメリカのA.V.A.名は数が多く正直苦手に思っている方も多いと思います。

最低限ナパ・ヴァレーとソノマ・カウンティのA.V.A.がどちらに位置しているかは押さえておくことをお勧めします。

ソムリエ試験練習問題【アメリカ】ラベル表示規制

こんにちは!今回はアメリカのラベル表示規定について学習しましょう!

ニューワールドのワインはラベルに品種名や産地名を記入することが多いですが、該当するブドウをどの割合で使用するかは細かな規定があります。

覚えにくいですが、頻出事項ですので、なるべくここは飛ばさないようにしましょう。

 

練習問題 アメリカワインのラベル表示

Q:カリフォルニア州における州名表示の最低ブドウ使用比率を選んでください。

①75%

②85%

③95%

④100%

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問題の正解はこちら!

正解は④の100%です!

 

ラベルの表示内容として覚えるべきはアメリカ全土、カリフォルニア州、オレゴン州それぞれの品種名、産地名、収穫年を表示する際のブドウの最低使用比率です。

教本では散らばって記載があり、分かりにくいですが、表にまとめて覚えるのがおすすめです。

 

表示内容 アメリカ全土 カリフォルニア州 オレゴン州
品種名 75% 75% 90%
産地名 State(州) 75% 100% 100%
County(郡) 75% 75% 95%
A.V.A. 85% 85% 95%
Vineyard(畑) 95% 95% 95%
収穫年 A.V.A. 95% 95% 95%
A.V.A.以外 85% 85% 85%

 

全て覚えるのは大変ですが、覚え方としては表に赤字で示した点だけ記憶するだけで十分です。

まずはアメリカ全土の規定を覚えます。そしてカリフォルニア州とオレゴン州のアメリカ全土と異なる規定箇所のみを覚えます。

これを見ると他の州と比べてカリフォルニア州や特にオレゴン州はラベル表示規定が厳しいことが分かります。

 

ここは残糖量表示と同じく数字を覚えておけば1点取れるところなので、必ず押さえましょう!

ソムリエ試験練習問題【ポルトガル】ポート

こんにちは!今回はポートについて学習しましょう!

ポートはポルトガルのなかで最も重要な範囲です。しっかり押さえましょう。

 

練習問題 ポートのタイプ

Q:次のうち、「収穫年表示のポルトで、収穫から7年後に瓶詰を行い、収穫年とともに瓶詰めの年も表記する」タイプのポートを選んでください。

①L.B.V

②Vintage Port

③Colheita

④Light Dry White Port

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正解は③のColheita(コリェイタ)です!

 

ポートには大きく分けて、ルビータイプ、トウニータイプ、ホワイトタイプ、ロゼタイプがあります。

今回のコリェイタは参加が進み黄褐色になったトウニータイプにあたります。

 

トウニータイプには他にも単一年のブドウを原料とし、瓶詰前にガラス製のDemijohns(デミジョン)で最低7年間熟成させたGarrafeira(ガラフェイラ)という種類があります。

 

ルビータイプで重要なのはVintage PortとL.B.Vです。

Vintage Portはその年の作柄が特に優れたブドウから造られます。

収穫から2年目の7月から3年目の6月までに瓶詰めされます。

 

L.B.VはLate Bottled Vintage Portといい、その名の通り、Vintage Portよりも遅い収穫から4年目の3~9月の間に瓶詰めされます。

 

通常のワインでは作柄の良い年のワインは長期熟成するイメージがあると思いますが、ここでは「作柄が良いからこそ、長期熟成させる必要がない」と覚えておきましょう。

 

あとは白ブドウを原料とし、最低アルコール度数が16.5%(通常は19~22%)のLight Dry White Portと黒ブドウを短時間のスキンコンタクトにより色素を抽出したRose Portがあります。

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ちなみにPortのと同じ栽培地域のワインでDouro(ドウロ)というポルトガルでも著名なスティルの赤ワインの産地がありますのでついでに覚えておきましょう。

ソムリエ試験練習問題【オーストリア】ワイン法と品質分類

こんにちは!今回はオーストリアのワインについて学習しましょう!

 

練習問題 オーストリアのワイン

Q:次のうち、すぐに引用されるべく販売される、部分的に発酵したブドウ果汁にあたるものを選んでください。

①Sturm

②Perlwein

③Schaumwein

④Bergwein

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正解は①のSturm(シュトゥルム)です!

Sturmはヴァインラント、シュタイヤーラント、ベルクラントで育ったブドウを用いて造られ、収穫年の8月1日から12月31日まで販売が許可されます。

また、シュトゥルムとは英語でストーム(嵐)のことで、発酵途中のジュースが濁っていることから名づけられました。

 

②のPerlwein(ペアルヴァイン)はワイン、発酵中のワイン、ブドウ果汁、部分的に発酵したブドウ果汁から造られる発泡ワインです。

総アルコールが9%、内圧は最低1バールから2.5バールと定められています。

 

③のSchaumwein(シャウムヴァイン)はアンセストラル方式、シャルマ法、瓶内二次発酵のいずれかで造られる発泡性ワインです。

弱発泡性ワインのペアルヴァインと比べると、内圧は最低3バールと高めです。

 

④のBergwein(ベルクヴァイン)は品質区分ではありませんが、傾斜が26%を超える段丘や急斜面に植えられたブドウ畑から収穫したブドウを原料としたワインを表します。

シュトゥルム、ペアルヴァイン、ベルクヴァインに表示が可能です。

 

オーストリアはこのように他の国ではあまり見かけない特徴的な品質区分が存在します。

特に④のベルクヴァインはオーストリアに伝統的に認められてきた表記なのですが、斜度による規定は非常に珍しいですね。

ソムリエ試験練習問題【スイス】ブドウ品種

こんにちは!今回はスイスワインのブドウ品種について学習しましょう!

 

練習問題 オーストリアのプレディカーツヴァインのカテゴリ

Q:次のうち、ChasselasのVaud州での呼び名を選んでください。

①Fendant

②Dorin

③Perlan

④Gutedel

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問題の正解はこちら!

正解は②のDorin(ドラン)です!

①のFendant(ファンダン)はValais(ヴァレー)、③のPerlan(ペルラン)はGeneve(ジュネーヴ)、④のGutedel(グートエーデル)はドイツでの呼び名でした。

 

Chasselas(シャスラ)はスイスを代表する白ブドウ品種です。

スイスで栽培されている白ブドウ品種の栽培面積の半分以上をこのシャスラが占めています。

 

スイスはフランス語圏のスイス・ロマンド、ドイツ語圏のスイス・アルモン、イタリア語圏のスイス・イタリエンヌの3つの地域に分かれています。

シャスラはこのうちフランス語圏のスイス・ロマンドで主に栽培されています。これはシャスラがフランスのサヴォワ地方で栽培されていたことと紐づけていただくと覚えやすいかと思います。

Valais州もVaud州もGeneveも全てスイス・ロマンドに位置しています。

 

スイスではスイス・ロマンドが最大のワイン産地となっています。

その中でも特にValais州とVaud州の規模が大きく、この2つの州でスイス全土のブドウ栽培面積の半分以上を占めます。

ですので、スイスワインはこのValaisとVaudを重点的に学習しましょう。

ソムリエ試験練習問題【ロワール渓谷地方】チーズ

こんにちは!今回はロワール渓谷地方のチーズについて学習しましょう!

ロワールは山羊乳から作られるシェーブルチーズの名産地として有名です。

 

練習問題 ロワール渓谷地方のチーズ

Q:次のうち、ロワール渓谷地方で作られるチーズとして誤っているものを選んでください。

①Valencay

②Pouligy-Saint-Pierre

③Picodon

④Crottin de Chavignol

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正解は③のPicodon(ピコドン)です!

ピコドンは他のロワールのチーズと同じく山羊乳から作られるチーズですが、コート・デュ・ローヌ地方のチーズです。

ちなみにコート・デュ・ローヌ地方やプロヴァンス地方といった南仏もロワールと同じくシェーブルチーズが多いです。

 

ロワール渓谷地方のチーズは下記の5種類の名前と出来れば形も覚えておきましょう。

・Sainte-Maure de Touraine(円筒型)

・Selles-sur-Cher(円錐台形)

・Valencay(四角錐の頂点を切った形)

・Pouligny-Saint-Pierre(エッフェル塔とも呼ばれるピラミッド型)

・Crottin de Chavignol(饅頭型)

 

これらは全てシェーブルチーズです。

シェーブルチーズは酸味が強いことと、その多くがポプラの木炭をまぶしてあるのが特徴です。

 

マリアージュの問題が出された際は同じロワール渓谷地方のワインを選ぶようにしてください。(特にValencayはワイン名にもありますね。

 

ちなみに余談ですが、ロワール渓谷地方でシェーブルチーズは732年にトゥール・ポワチエ間の戦いで敗れたサラセン人が山羊を置いて敗走したため、サラセン人の置き土産と呼ばれています。

こういった一見余計と思える歴史なども学ぶと意外と記憶の定着にも繋がるので息抜きにおすすめです