難易度C

ソムリエ試験練習問題【ニュージーランド】セントラル・オタゴ

こんにちは!今回は世界最南端のワイン産地、セントラル・オタゴについて学習しましょう!

 

練習問題 セントラル・オタゴのサブリージョン

Q:次のうち、セントラル・オタゴで最も暑いサブリージョンを選んでください。

①Gibbston Valley

②Pisa Range

③Bendigo

④Wanaka

この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
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問題の正解はこちら!

正解は③のBendigo(ベンディゴ)です!

 

セントラル・オタゴは南緯45度とニュージーランドのみならず世界で最も南に位置する産地です。

ニュージーランドは南半球にある国ですので、南に行けば行くほど冷涼な気候になります。

さらに、マールボロなどニュージーランドの多くのワイン産地は海沿いに位置していることが多いのですが、このセントラル・オタゴは珍しく内陸にあるため、半大陸気候となっており昼夜の気温の寒暖差が激しいです。

そんな冷涼で厳しい気候から非常に優れたピノ・ノワールを生産しています。

 

セントラル・オタゴは冷涼な気候と申しましたが、その中で最も温暖な気候を持つのが③のBendigo(ベンディゴ)という産地です。

色の濃く、スパイシーさとミネラル感のあるピノノワールが生産されます。

 

①のGibbston Valley(ギブストン・ヴァレー)はオタゴの中で最も標高が高く、冷涼な産地です。

冷涼な気候から繊細な味わいのピノノワールを生産しています。

 

②のPisa Range(ピサ・レンジ)、③のBendigo(ベンディゴ)、④のWanaka(ワナカ)はBannockburn(バノックバーン)という産地の中にあります。

 

Pisa Rangeは骨格の柔らかい丸みのある味わいのワインが造られます。

 

Bendigoはオタゴで最も暑い地区です。

厚い地域で造られたブドウは果皮も厚く色の濃いワインになります。

 

Wanaka(ワナカ)はサザンアルプスに最も近く比較的冷涼な産地です。

 

最後に、セントラル・オタゴのサブリージョンはG.I.ではありませんのでご注意ください。

ソムリエ試験練習問題【チリ】セントラル・ヴァレー(難問)

こんにちは!今回はチリのセントラル・ヴァレーについて学習しましょう!

2022年に私が受験をした際に実際に出題された問題を参考に作問しています!

 

練習問題 セントラル・ヴァレー

Q:次のうち、プエンテ・アルトやマクール、ブインなどアンデスの麓に位置する有名な畑で多く栽培されている品種を選んでください。

①Cabernet Sauvignon

②Merlot

③Carmenere

④Pinot Noir

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正解は①のCabernet Sauvignonです!

 

D.O.セントラル・ヴァレーはチリで最初にブドウ栽培が始められた地であり、チリを代表するワイン産地です。

セントラル・ヴァレーの中には、マイポ・ヴァレー、ラペル・ヴァレー、クリコ・ヴァレー、マウレ・アヴァレーの4つのサブリージョンがあります。

 

今回出題した畑はすべてマイポ・ヴァレーに属しています。

日本で売られているチリワインのラベルにもマイポ・ヴァレーという名前はよく見かけると思います。

 

この産地でカベルネ・ソーヴィニヨンは非常に重要な品種であり、この地域のブドウ栽培面積のなんと約50%をカベルネ・ソーヴィニヨンが占めます。

 

プエンテ・アルトやマクール、ピルケ、ブインなど有名な畑がありますが、特にプエンテ・アルトはチリを代表するカベルネ・ソーヴィニヨンを生産しており、チリのグランクリュ的な位置づけです。

伝統国以外でも重要な産地ではこのようなマニアックな問題が出されます。

難しいと感じられた方も多いかと思いますが、このレベルの問題は試験で出題される問題のうち上位1割くらいの難易度のイメージです。

解けなくても特に問題はありませんが、このようなレベルの問題も出るということは掴んでおいてください。

ソムリエ試験練習問題【アルゼンチン】ワイン産地

こんにちは!今回はアルゼンチンのワイン産地について学習しましょう!

 

練習問題 アルゼンチンのワイン産地

Q:次のうち、正しいものを選んでください。

①リオ・ネグロはアルゼンチンのブドウ栽培地としては標高が最も高い。

②メンドーサはブドウ栽培面積において、アルゼンチン全体の約70%を占める。

③フフイ州にある世界で最も高地にあるブドウ畑といわれるケブラダ・デ・ウマワカは最高標高2,420mに位置する。

④2019年にメンドーサのウコ・ヴァレーでVIGNOという生産者団体が創設された。

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正解は②のメンドーサはブドウ栽培面積において、アルゼンチン全体の約70%を占める。です!

 

問題文が長く難しく見えたかもしれませんが、メンドーサがアルゼンチンの70%を占める大きな産地であることを把握していればなんとか答えられる問題でした。

 

①は標高が最も高いが間違いで、リオ・ネグロはブドウ栽培地としては標高が最も低いです。

 

③はケブラダ・デ・ウマワカが世界で最も高地に位置する畑ということは間違いではないのですが、標高が間違いで、2,720,~3,329mに位置しています。

数字まで覚える必要はありませんが、世界一標高の高い畑がアルゼンチンにあって、その標高が3,000mを超えている、と覚えておきましょう。

ちなみに3,329mは富士山の八合目あたりにあたります。そんな所でブドウ栽培しているのは驚きですね!

 

④はVIGNOが間違いです。正しくはPiPA(Productores Independientes de Paraje Altamira)です。

VIGNOも活動内容は似ていますが、VIGNOはチリの生産者団体です。

 

このような文章の正誤問題は読むだけで時間がかかりますし、試験本番中に出題されると焦ってしまいがちです。

しかし読んでみると答えは意外とシンプルであったり、消去法で解答にたどり着けることもあるので焦らず問題文を読みましょう。

ソムリエ試験練習問題【アルゼンチン】歴史(珍問)

こんにちは!今回はアルゼンチンの歴史について学習しましょう!

今回の問題は私が実際に受験した際に難しくて解けなかった思い出の問題です

是非挑戦してみてください!

 

練習問題 アルゼンチンの歴史

Q:次のうち、アルゼンチン政府から招聘された植物学者で、マルベックなどをメンドーサに初めて植えた人物を選んでください。

①ペドロ・デル・カスティージョ

②フアン・フフレ

③ミシェル・アイメ・プージェ

④ニコラス・カテナ

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正解は③のミシェル・アイメ・プージェです!

 

もともとアメリカ大陸にヴィティス・ヴィニフェラは自生しておらず、キリスト教の伝道師がスペインから持ち込んだと言われています。

①のペドロ・デル・カスティージョと②のフアン・フフレはその伝道師のグループの一員でした。

ペドロ・デル・カスティージョは1561年にメンドーサに、フアン・フフレは1562年にサン・フアンにブドウ畑をひらきました。

 

ミシェル・アイメ・プージェは1853年に農場試験場をメンドーサに開設した植物学者です。

マルベック、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ソーヴィニヨン・ブランなどをメンドーサのブドウ畑に初めて植えました。

この中でも特にマルベックはメンドーサやサン・フアンの気候とも適合し、栽培面積を広げ、のちにラ・フランセサと呼ばれるほどポピュラーな品種になります。

 

またプージェは酸化防止剤の二酸化硫黄を紹介したともいわれています。

 

④のニコラス・カテナはイタリア・マルケからの移民で、あの有名なニコラス・カテナの創業者です。

 

これは受験当時の私の肌感覚ですが、アルゼンチンとチリ、南米大陸は非常に細かい出題が多かったと記憶しています。

だからといって2023年以降も難しい出題がされるとは限りませんが、フランスなど伝統国だけではなくニューワールドからも難易度の高い問題が出題されるということはお含みおきください。

ソムリエ試験練習問題【カナダ】オンタリオ州のアペレーション

こんにちは!今回はカナダ、オンタリオ州のワイン産地について学習しましょう!

 

練習問題 カナダワインのアペレーション

Q:次のうち、ナイアガラ・エスカープメントのサブ・アペレーションを選んでください。

①Beamsville Bench

②Niagara Lakeshore

③St. Daivd’s Bench

④Lincoln Lakeshore

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正解は①のBeamsville Bench(ベームズヴィル・ベンチ)です!

 

ナイアガラ・ペニンシュラはオンタリオ州を代表する産地です。

有名なナイアガラの滝周辺にある傾斜台地に風がぶつかり独特な空気の流れを形成しています。

 

ナイアガラ・ペニンシュラには大きな区分のリジョナル・アペレーションが2つ、そしてより細かい区分のサブ・アペレーションが10あります。

 

ナイアガラ・ペニンシュラのリジョナル・アペレーションはナイアガラ・エスカープメントとナイアガラ・オン・ザ・レイクがあります。

 

今回の出題は難しかったですが、要するにナイアガラ・メスカープメントというリジョナル・アペレーションに含まれるサブ・アペレーションを答える問題でした。

 

■ナイアガラ・エスカープメントのサブ・アペレーション

・Beamsville Bench(ビームズヴィル・ベンチ)

・Twenty Mile Bench(トゥエンティ・マイル・ベンチ)

・Short Hills Bench(ショート・ヒルズ・ベンチ)

 

■ナイアガラ・オン・ザ・レイクのサブ・アペレーション

・Niagara River(ナイアガラ・リヴァー)

・Niagara Lakeshore(ナイアガラ・レイクショア)

・Four Mile Creek(フォー・マイル・クリーク)

・St. David’s Bench(セント・デイヴィッズ・ベンチ)

 

■その他のサブ・アペレーション

・Lincoln Lakeshore(リンカーン・レイクショア)

・Creek Shores(クリーク・ショアズ)

・Vinemount Ridge(ヴァインマウント・リッジ)

 

 

カナダのワイン産地のサブ・アペレーションは記憶量が多い上、さほど出題率も高くないので余裕があれば覚えるくらいにしておきましょう。

ソムリエ試験練習問題【ハンガリー】P.D.O.ワイン

こんにちは!今回はハンガリーのP.D.O.ワインについて学習しましょう!

ハンガリーは2023年教本で少し書き換えが行われた範囲ですので、今回は少し踏み込んだ出題になっています。

 

練習問題 ハンガリーのP.D.O.ワイン

Q:次のうち、エチェキ・ペシュグーの最低熟成期間を選んでください。

①9か月

②12か月

③15か月

④24か月

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正解は④の24か月です!

 

エチェキ・ペシュグーは今回新たに追加されたP.D.O.ワインです。

ハンガリーのドゥナーントゥーリというP.G.I.に位置する産地です。

トラディショナル方式で造られた白とロゼのスパークリングワインが生産されています。(エチェキ・ペシュグーのペシュグーとはスパークリングワインの意味です。)

 

北緯47度という高緯度に産地があり、上質なスパークリングワインを造るのに不可欠な冷涼な気候が備わっています。

 

使用するブドウ品種はピノ・グリ、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ブランです。シャンパーニュに似ていますね。

 

エチェキ・ペシュグーの製造過程の図が2023年教本の550ページに追加されていますので確認してみてください。

 

その他にも548ページの「トカイワインの特別な規定」や552ページの「バラトンワイン産地内にある特別なワインの格付け」、563ページの「エグリ・ビカヴェールの格付け」など前年までなかった図が追加されています。

 

 

正直昨年まではハンガリーといえばトカイとエゲルくらいを押さえておけば試験に対応できる印象がありました。

しかし教本の改定があった以上出題が増えることも考えられます。

ですので、重要度は高くない産地ではありますが、少し重点的に学習されることをおすすめします。

ソムリエ試験練習問題【ギリシャ】主要なP.D.O.ワイン

こんにちは!今回はギリシャのワインについて学習しましょう!

ギリシャは馴染みの薄い産地ですが、4千年以上の歴史を持つ産地です。

今回はそんなギリシャのワイン法で最も厳しい規定の原産地呼称であるP.D.O.からの出題です。

 

練習問題 ギリシャのP.D.O.ワイン

Q:次のうち、ギリシャで最も寒いと言われる産地を選んでください。

①Naoussa

②Amyntaio

③Nemea

④Santorini

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正解は②のAmyntaio(アミンデオ)です!

アミンデオはギリシャの最北にある地方でらうマケドニア地方に位置する産地です。

冷涼かつ水はけの良い環境でフィロキセラが生息できず、自根の古木が残っています。

 

主にクシノマヴロ単一品種から造る赤ワインが生産されています。

クシノマヴロは酸やタンニンが強く、ピノ・ノワールやネッビオーロに似ているとも言われます。

 

また、他にもロゼのスティルやスパークリングワインも認められています。

 

他の3つの選択肢の産地も重要です。

 

①のNaoussa(ナウサ)はアミンデオと同じマケドニア地方にある産地です。

クシノマヴロ単一品種による長期熟成向きの赤ワインが造られています。

 

③のNemea(ネメア)はギリシャ本土の最南端であるポロポネソス半島にある産地です。

アギオルギティコ単一品種から造る力強い赤ワインが生産されています。

 

④のSantorini(サントリーニ)はエーゲ海の南部、サントリニーニ島にあります。

アシルティコ100%または、アシリ、アイダニとのブレンドで造られる辛口の白ワインと天日干しのブドウで造られる甘口のVinsanto(ヴィンサント)が生産されています。

ギリシャはこのように歴史もあり、品種も個性的なワインが多く興味深い産地です。

ソムリエ試験練習問題【スイス】ヴォー州のワイン産地

こんにちは!今回はスイスのヴォー州にあるワイン産地について学習しましょう!

ヴォー州はスイスではヴァレー州に次ぐ第2のワイン産地で、その多くがサムネイル画像にしているレマン湖の沿岸に沿うように位置しています。

今回はそんなヴォー州から少しマニアックな出題です。

 

練習問題 ヴォー州のワイン生産地区

Q:次のうち、「Servagnin des Morges(セルヴァニャン・デ・モルジュ)というワインが生産されているワイン生産地区を選んでください。

①La Cote

②Lavaux

③Chablais

④Vully

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正解は①のLa Cote(ラ・コート)です!

 

ヴォー州のワイン産地はレマン湖からヌーシャテル湖にかけて位置しています。

品種はシャスラが約60%を占め、多様な土壌と湖の影響を受け、様々なスタイルのシャスラが生産されています。

 

①のLa Cote(ラ・コート)はレマン湖沿いの西側に位置する地区です。

 

Servagnin des Morgesはこの地区で非常に歴史のあるワインです。

約600年前にモルジュという産地に伝えられたピノ・ノワールを用いて厳しい基準で生産されます。

また、テイスティング審査を受けた後、赤いキャップシールでボトルの封をされます。

 

②のLavauxはレマン湖沿いの東側に位置する地区です。

この地区には、太陽からの照射、レマン湖からの反射、日中太陽から土壌に蓄えられた熱の「3つの太陽」が宿るといわれています。

 

③のChablais(シャブレ)はレマン湖の東端からBex(ベー)という産地まで続く地区です。

このベーは岩塩の名産地でもあり、ミネラル感の豊かなワインが生産されています。

 

④Vully(ヴュリィ)はヌーシャテル湖とモラ湖に挟まれる位置にあります。

他のヴォー州のワイン産地からは大きく離れていますので、この位置関係は押さえておきましょう。

 

今回は少し難易度が高かったですが、ヴォー州はこの記事に書いてあることと教本の地図を覚えるくらいで十分試験に対応できます

ソムリエ試験練習問題【イタリア】トスカーナ州

こんにちは!今回はイタリア・トスカーナ州のD.O.C.G.について学習しましょう!

今回は少しマニアックな問題です

 

練習問題 トスカーナ州のD.O.C.G.

Q:次のうち、D.O.C.G.Vino Nobile di Montepulcianoの主要ブドウ品種を選んでください。

①Montepulciano

②Merlot

③Canaiolo Nero

④Prugnolo Gentile

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正解は④のPrugnolo Gentile(プルニョーロ・ジェンティーレ)です!

この問題はイタリアでもひっかけ問題として受験生を泣かせています

ワイン名にモンテプルチャーノとあるのに使用ブドウ品種がモンテプルチャーノではないのです。。。

このワイン名にあるモンテプルチャーノは地名ですので間違えないようにしましょう。

 

Vino Nobile di Montepulciano(ヴィーノ・ノビレ・ディ・モンテプルチャーノ)はブルネッロ・ディ・モンタルチーノなどがあるシエナ県で生産されているワインです。

プルニョーロ・ジェンティーレを70%以上使用して造ります。

使用品種は選択肢にはプルニョーロ・ジェンティーレとあえて記載しましたが、サンジョヴェーゼのシノニムです。

 

またこのワインはキアンティ・クラシコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノの影に隠れてしまって知名度は低いですが、キアンティよりも早い1981年にD.O.C.G.に認定されている歴史ある銘酒です。

トスカーナ州はソムリエ試験においてイタリアで最も重要な州です。

キアンティやブルネッロに意識が集中しがちですが、他のD.O.C.G.もしっかり押さえましょう。

ソムリエ試験練習問題【イタリア】バローロ

こんにちは!今回はバローロについて学習しましょう!

バローロはイタリア北部、ピエモンテ州で造られるワインで、イタリアのみならず世界でも著名な赤ワインです。

そのため試験でも非常に重要なポイントであり、細かい出題も考えられます。しっかり覚えましょう。

 

練習問題 バローロの規定

Q:次のうち、D.O.C.G.Barolo Riservaの収穫年の11月1日からの法定熟成期間として正しいものを選んでください。

①36か月

②38か月

③60か月

④62か月

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正解は④の62か月です!

バローロの熟成期間は通常のバローロとリゼルヴァで異なります。

選択肢が紛らわしかったですが、通常のバローロが38か月で、リゼルヴァが62か月です。

 

ここで多くの方が間違えやすいところなのですが、インターネット検索で「バローロ 熟成期間」などと検索すると通常のバローロが3年、リゼルヴァが5年という表記をしているサイトがあります。

このようなサイトを読んでバローロの熟成期間を通常のバローロが36か月、リゼルヴァが60か月というふうに間違えて覚えてしまうことがあります。

正しくはそれにそれぞれ+2か月した38か月と62か月ですので注意してください。

 

また、通常とリゼルヴァそれぞれの熟成期間のうち18か月は木樽での熟成が義務付けられています。

 

ついでにバローロの弟分と呼ばれるバルバレスコも一緒に覚えておきましょう。

通常のバルバレスコは26か月、リゼルヴァは50か月の熟成が義務付けられており、そのうち9か月は木樽熟成です。

このようにイタリアは同じようなD.O.C.G.などはまとめて記憶するのがコツです。