こんにちは!今回はアルゼンチンのスパークリングワインの表示について学習しましょう!
フランスなど伝統国の区分とは少しことなりますので、注意してください。
また、隣国のチリも少し特殊な糖分表記を行っていますので併せておさらいしましょう。
ワイン概論で残糖量を学習したのにまた学習するのか、、、と思われる方も多いと思いますが、なんとかついてきてください!
練習問題 アルゼンチンのスパークリングワインの表示
Q:次のうち、Brutが表すドサージュ量として正しいものを選んでください。
①12g/L未満
②6g/L未満
③2g/L以上8g/L未満
④8g/L以上14g/L未満
この記事は、ソムリエ試験・ワインエキスパート試験向けの練習問題とのその解説です。
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問題の正解はこちら!
正解は④の8g/L以上14g/L未満です!
ヨーロッパの伝統国ではBrutは12g/L未満でしたね。
また、アルゼンチンのスパークリングワインの表示ルールで注意したいのが、フランスやイタリアなどの規定は残糖量で決まっていましたが、アルゼンチンのスパークリングワインはドザージュ量で決まると教本には記載があります。
●アルゼンチンのスパークリングワインの表示
Nature ドザージュ・ゼロ
Brut Nature 2g/L未満
Extra Brut 2g/L以上8g/L未満
Brut 8g/L以上14g/L未満
Demi Sec 14g/L以上25g/L未満
Dulce 25g/L以上
チリにもフランスなどとは異なるスパークリングワインの表示ルールがありますので、まとめて覚えてしまいましょう。
フランスやイタリアと同じように残糖量で分類されます。
●チリのスパークリングワインの表示
Brut Nature 3g/L未満
Extra Brut 0~6g/L未満
Brut 12g/L未満
SecoまたはDry 12~21g/L未満
Demi SecまたはMedium Dry 21~50g/L未満
Doux 50g/L以上
正直なところ、なぜこういったルールは国際的に統一しないんでしょうね。。。ややこしい